“Premier’s Reading Challenge” オーストラリア政府の読書推進イベント

読書をする子供子供の教育


こんにちは、Makoです。


今日はオーストラリア政府が国をあげて奨励している読書推進イベントをご紹介したいと思います。


今後絵本の紹介カテゴリーも書いていくので、その記事を書く前に「オーストラリアの学校教育ではどのような読書推進運動が図られているのか?」をお伝えしたいと思います。

“FREE Reading Packs for SA families” 南オーストラリア州の家族へ、絵本セットのプレゼント


オーストラリアの学校教育では、読書推進運動がとても盛んです。


例えば”FREE Reading Packs for SA families“という、小学校入学前の児童がいる家族を対象にした絵本セットの配布制度があります。


政府から絵本のセットが子供達一人一人にプレゼントされるのですが、これが小学校入学までに3回もあるんです。


1回のプレゼントで可愛い絵本が3~4冊くらいもらえます。


図書館エコバックに入っているのですが、このエコバックのデザインも今はかなり可愛いです♪(リンク参照。私の頃は普通にシンプルデザインでした…)

1回目

赤ちゃん用のプレゼントパックは「BABY READING PACK」で、出産した病院でもらえるか、Child and Family Health Service (CaFHS) で6週目健康診断の時にもらえます。

2回目

乳幼児用のプレゼントパックは「TODDLER READING PACK」で、18ヵ月以降のお子様用です。Child and Family Health Service (CaFHS) 、プレーグループ、オケージョナルケア(一時保育)などに行くともらえます。

3回目

幼稚園児用のプレゼントパックは「PRESCHOOL READING PACK」で、こちらは通っている幼稚園でもらえます。


このように政府は、絵本を無料で配布することによって、生まれて間もないころから、読み聞かせや読書の習慣を身につけることを、各家庭に強く勧めています。

“Premier’s Reading Challenge” 年に1度の一大読書イベント

そして、小学校へReception(レセプション:日本の年長さん)から入学すると、今度は毎年開催される”Premier’s Reading Challenge“という読書推進イベントがあります。


毎年、新学年になって少しすると”Premier’s Reading Challenge”への申請書類が各生徒に配られます。


この申請書類は2月くらいにもらって、1学期2学期を中心に対象図書を読んで記入し、3学期の9月までに提出します。


対象図書とは”Premier’s Reading Challenge”の【Challenge Booklist】に登録されている本のことです。


学校の図書館でも街の図書館でもいいので、【Challenge Booklist】の本を8冊、それ以外にあと4冊(これは【Challenge Booklist】の本じゃなくてもOK)の本を読みます。


合計12冊の本を読んで、申請書類に読み終えた本の題名と著者名を記録し、親から証明のサインをもらって9月までに学校に提出します。


そうしますと、学年終わりの4学期に書類を提出した子供達一人一人に、”Premier’s Reading Challenge”のメダルが配られます。


子供達は毎年メダルをもらうと、親が思うよりも結構喜びます。


このメダルをもらえるのを楽しみにして子供達は頑張って本を読むので、読書習慣を身につけるサポートになっていることは確かです。

小学校での読書課題


“Premier’s Reading Challenge”は1年に1回の一大読書イベントですが、もちろん、普段の学校生活の中にも読書の課題があります。


毎日のリーダーブック(短編の小さな本)の読書と、学校の図書館から借りてきた本の読書、それからABC Reading Eggspress(デジタル読書プログラム)です。

リーダーブック


Reception(レセプション:日本の年長さん)として入学する前に校長先生との面接があるのですが(公立の学校です)、そこでアルファベットと数の認識具合をさりげなくチェックされます。


それがクラス分けに影響しているようには全く思えないのですが、入学後のリーダーブックのレベルを決めるためにある程度参考にされているかもしれません。


Reception(レセプション)で改めて読書レベルをテストされると、その子供のリーダーブックのレベルが決まります。


クラス図書として置いてあるリーダーブックは各レベルごとに分けられています。


子供達は自分のレベルのリーダーブックを毎日2冊ほどを選んでお家に持って帰ります。


親はそのリーダーを子供と一緒に読んで、読書カードに記入します。


子供の読書レベルは定期的に学校でテストされ、結果がよければその都度、リーダーブックのレベルが上がっていきます。

学校図書館の本


そして、週に1回ライブラリーデイがあります。ライブラリーデイには、学校の図書館から学年ごとに決まった冊数の本を借りることができます。


学校の図書館から借りてくる本は何でも自分の好きな本で構いません。


先に”Premier’s Reading Challenge”のステッカーが貼ってある本を中心に借りて、申請書類を早めに提出してしまえば、あとは安心して好きな本を借りてのんびり読書が楽しめます。

ABC Reading Eggspress(デジタル読書プログラム)


ABC Reading Eggspressは、Reception(レセプション:日本の年長さん)から小学校6年生まで使えるデジタルプログラムです。


通常は教材費を支払うデジタル読書プログラムなのですが、この費用は学校が賄っています。


というのも、こちらの公立校は学費がかかります。学費は各学校や各学年によって、異なってくるのですが、大体が小学生は1年で$500程です。


この学費から子供達のノートパソコン代やABC Reading Eggspressのようなデジタル教材など、様々な費用が賄われるので、学費がある程度かかっても当たり前かなと思います。


多少学費がかかってもその分最先端の教育を提供してくれれば、その方が親としては安心です。


学校でも家でも、インターネットにつながりさえすれば、どこでも使えます。


ゲームをするような感覚で、読書、スペリング、グラマーなど様々なリテラシースキルを身につけていける仕組みになっています。


横で見ていると親の私が英語の勉強のために使いたくなるほど、本当にたくさんの機能があって、子供達が楽しく取り組める作りになっていると思います。

おわりに


いかがだったでしょうか?


絵本のプレゼントや読書推進イベント、学校の読書課題などを通して、オーストラリア政府が頑張って子供達の読書習慣を応援している様子をお伝えできたかと思います。


おかげさまで、私の子供達も早い時期から読書を楽しめていると思います。


今の時代に合った読書イベントやデジタルプログラムをどんどん提供していくことは、読書に興味を持つ子供達をもっと増やしてくために、とても重要なことだと思います。


今日のところはこの辺で。それでは、また!

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