こんにちは! アデレードは11月19日木曜日からの6日間ロックダウンが3日間に短縮され、22日の日曜日からロックダウン解除となりました。
今回はかなり厳しめの本格的なロックダウンで、学校も休校、外での運動も禁止、食料品の買い出しも一日一回ひと家族から一人のみなど規制がガチガチでした。
理由はともあれ(ピザ屋の従業員のついた嘘、アデレードなどで検索してみて下さい)、6日間のロックダウンが3日間に短縮されて、ホッとしています。
世界中の人々がCOVID-19(コロナ感染)が終息する日を待ちわびています。
コロナ終息後に海外への出発を計画している人も大勢いると思います。
その明るい未来を目指して、今日はオーストラリア長期滞在において、最初の1ヵ月でできることをお伝えしたいと思います。
どんな人に役立つ情報?

この情報は留学斡旋業者のサポートがほとんどなく、自力で海外生活を始めようと考えている人に役立つ情報です。
留学斡旋業者を通して大学やTAFEへの留学を決めるには、その時点である程度の英語力はもちろん、多額の留学費用が必要になります。
私は英語力もなく、資金も限られていたので、ワーキングホリデービザで渡豪し、オーストラリア到着日をメインにしたサポート(銀行口座開設など)だけを依頼して、その先のことは全て自分で行うという段取りで出発しました。
その時の経験をもとに、同じような状況で節約しつつ海外での長期滞在を計画している人にとって、この記事が少しでも参考になればと思っています。
到着後、最初の1ヵ月でできること
最初の約1ヵ月で以下の3つまでは完了できると思います。
- ホテルの確保(1週間~2週間。日本で事前に予約)
- 現地居住地の見学→選定→確保
- 語学学校の見学→選定→入学
ホテルの確保
現地のホテルは出発前に日本で予約しておくことを強くおすすめします。
シティーの中心部にはバックパッカーホテルやB&Bなど安宿がたくさんあるので、現地に着いてからでも探すことは可能ですが、長いフライトの後でスーツケースを持ったまま市内をうろつくのは相当に大変です。
注意が必要なのが連泊制限です。
ホテルによっては連泊日数に制限があるので、どれくらい連泊できるのかを事前に確認しておきましょう。
私が予約したSydney Central YHAは10日間か14日間の連泊制限がありました。
荷物をまとめてまた違うホテルに泊まるのは嫌だったので、残りの数日間で現地の居住地を決めなければならず、焦りました。
現地で宿泊を延長できないことがないように、チェックイン時にいつまで連泊できるかを確認し、ホテルの確保しておきましょう。
現地居住地の見学→選定→確保
1週間~2週間ほどのホテルに滞在中は、とにかく情報収集に奔走しましょう。
語学学校生活はもちろん、長期滞在生活を充実させるために、様々な現地日本語情報施設や留学エージェントを巡ることはとても重要な事です。
最初の頃は、何度も何度も通って様々な情報を集めます。
日本で斡旋業者を利用して語学学校やホームステイなどを決めれば、現地でのあらゆるサポートがあると思うので、あまり心配することはないでしょう。
しかし、予算的に斡旋業者を使うことができなかった場合などは、現地についてからとにかく全部自分で調べていくしかありません。
本当に大変ではありますが、その分節約もできますし、居住地も学校も現地で自分が直接見学をして決められることや、すぐに海外生活の経験を積んでいけるなど、良い点もたくさんあります。
主に以下のような場所で情報収集ができるので、すぐに出向いていろいろと調べてみて下さい。
- 日本語情報施設
- 留学エージェント・留学斡旋会社
- 日系の旅行会社
- 語学学校の掲示板
- 日本語情報誌、新聞など
- ホテルの掲示板
- 住みたいエリアにあるスーパーマーケットの掲示板
これ以外にもまだ情報を集められる場所があると思います。
現地で同じように情報を集めている日本人と知り合って、お互いに情報をシェアしたり、情報集めの場所を探し合ったりするのもいいと思います。
ここで集める情報は後の仕事探しでも大変役に立つので、とにかく出向いて調べて、わからないことがあったら、そこで働くスタッフにいろいろ聞いてみましょう。
たくさんの掲示板や情報誌をチェックして、自分の予算に合うシェアハウスを探します。
予算に合うシェアハウスが決まったら、電話をかけて見学のアポイントメントを取ります。
この時、英語でやり取りをするだけの英語力がなければ、家主が日本人のシェアハウスを見つけましょう。
最初の頃は無理して英語しか通じないシェアハウスに入ってしまうと、何かトラブルがあった時にそのストレスは通常の倍以上になるかもしれないからです。
とりあえずは、日本語が通じる家主のシェアハウスに入って、語学学校や現地生活の中で英語力に磨きをかけ、基本的なことを英語で意思疎通できるようになった時点で、英語環境のシェアハウスに引っ越す形で十分だと思います。
何しろ、最初に大切なことは余計なストレスを極力減らすことです。
そうでなくても到着直後は環境の変化についていくだけで精一杯だったりしますから。
ワーホリ説明会でいろいろと助けてくれた青年が、現地でのストレスで、3か月足らずで日本に帰国した話を聞いた時は、驚くと同時に本当に残念に思いました。
そんなことにならないためにも、最初は環境に慣れることに集中しましょう。
少し落ち着いたら、英語学習のスイッチを入れて、アクセルを踏めばよいのです。
ある程度納得する場所が見つかるまでは何件もアポイントメントを取って、見学を続けましょう。
その後の滞在の良し悪しを左右することにもなりかねないので、時間はかかりますが、なるべく多く見学してその中から一番良いと思ったところに決めましょう。
なかなか決まらないと焦りますが、何を優先順位にするかを決めて、見学したシェアハウスをリストアップしつつ採点形式などで決めるといいと思います。
私は家主が同じ年位の女の子だったことや、シェアハウスが通いたい語学学校から徒歩5分位だったこと、家賃がリーズナブルだったことで、最初の居住地を決めました。
Sydney Central YHAを出なければならない日が迫っていたので、少し焦っていたのもありましたが、それなりに納得してこのシェアハウスに移り住むことにしました。
ただ、どんな場所でも実際に住み始めてみないと、家主やシェアメイトの素顔は見えてこないものです。
驚愕の事実が判明した時には、すぐにでもこのシェアハウスを出たいと思いましたが、自分の予算では他のシェアハウスは見つからず、結局このユニットで最後の住人になるまで住み続けました(笑)
私の場合はユニットから立ち退かなくてはいけなくなるまで残りましたが、普通はある程度の期間が経つとバックパッカーの旅に出たり、学校が変わったり、恋人ができたりと、様々な理由で引っ越しする人の方が多いです。
大体2週間のノーティス(事前通知)をすれば、シェアハウスをいつでも出ることができるので、悩み過ぎて入居先を決められない場合は、学校に近いなどの利便性を優先して決めれば良いと思います。
シェアハウスの見学では自分が女性の場合、なるべく女性の家主のシェアハウスを探すことをお勧めします。
家主が男性でもシェアメイトに女性がいれば、ある程度安心ですが、その子がいつ出ていくとも限らないので、男性が家主のシェアハウスは避けましょう。
語学学校の見学→選定→入学
居住地の見学選定と同時進行で語学学校の情報収集を自分の足で進めて行きましょう。
自分の足で進めることの大切さは、実際にその学校を見学できるところにあります。
スタッフに日本人がいるかも確認できますし、学校内を自分の目で見て、肌で感じて語学学校を決めるのはとても大切なことだと思います。
スタッフがどれくらい親切に校内を案内してくれるかは、その後の学生生活が快適に過ごせるかにも関わってきます。
語学学校のスタッフは、生徒が英語ができなくて当たり前と思っているので、わかりやすい英語でとても親切に対応してくれます。
逆にここで親切な対応がない場合は、その語学学校はやめておいた方が良いでしょう。
日本の接客と比べ物にならない接客を味わうのは、語学学校であってはならないのです。
語学学校も何を優先順位にするかを決めて、リストアップしつつ採点形式で決めていきましょう。
語学学校の場合、レッスン内容や設備、困った時の相談への対応内容などで決めるのがいいと思います。
私の場合は、当時ほとんど英語が話せない状態だったので、日本人スタッフがいてくれる語学学校が入学を決める大きなポイントになっていたと思います。
そんなわけで、留学斡旋業者を通していなくても、自分で語学学校を何校も見学して、日本人スタッフがいる学校に決めれば、入学手続きも日本語で済ませられますし、あまり困ることはありません。
留学斡旋業者の【ピンポイント利用】のすすめ
ここまでの内容で、現地で調べて直接見学を重ねれば、より自分に合った居住地や語学学校を見つけることが十分可能であるとお伝え出来たかと思います。
がっ、しかし、
海外長期滞在ともなれば精神的な不安はどんどん大きくなります。海外に子供を送り出す家族の心配も大きいですよね。
そこで私がお勧めしたいのは、自分に必要なサポートだけをカバーしてくれるような、ピンポイントのプランを扱っている留学斡旋業者や留学エージェントを利用することです。
何から何まで全部のことをお任せするプランだと金額がかなりかかってしましますが、ピンポイントで必要不可欠なことだけをサポートしてくれるプランがあるかを調べます。
日本の数多くある留学斡旋業者や留学エージェントにいくつも相談し、良心的な料金で安心なサポートをしてくれる良い会社を探すことが大切です。
私も海外への長期移住は初めてだったので、とにかく何もかもが不安な事ばかりでした。
私の場合は大きな不安を解消するために、オーストラリアに到着した当日のサポートをメインにお願いしました。
料金には空港でのお迎えと現地オリエンテーション、銀行口座開設とTFN(タックスファイルナンバー)の取得が含まれていました。
様々なサポートがある中で、最小限のサポートでしたが、料金もかなり抑えられた最小限の金額だったと思います。(3万か5万円位だったかな?)
必ず必要になる手続きが到着してすぐに完了することができたので、とても助かりました。
そのサポートがあったおかげで、現地の居住地を探すことや語学学校を決めることに集中することができました。
業者を利用する際には、自分の状況にピッタリのサポートを探し当てて利用することをお勧めします。
留学斡旋業者の利用に関しての注意点は、【海外留学支援サイト】さんの『留学あっせん業者の利用について』に詳しく書かれていましたので、一度は目を通しておくとよいと思います。
おわりに
現地に到着後、約1か月間でホテル滞在中に居住地を決めて入居し、見学選定後に語学学校の入学までが完了できることをお伝えすることができました。
大体ここまでのことが定まれば、その後は安心して語学学校での英語学習に集中できます。
そして英語力が付き始めて少し余裕ができた頃には、アルバイト先を探したり、英語環境のシェアハウスを探したりするなど、いろいろと新しい事にチャレンジしていくことができます。
とにかく到着後すぐは一番大変で、ストレスが大きい時期です。
家族とこまめに連絡を取ったり、語学学校で日本人の友達を作ったり、精神的に少しでも安心できる環境を整えて、無理のない海外長期滞在生活のスタートを切りましょう!!
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