バイリンガル子育てを続けていく中で、大切な勉強方法の一つが読書です。
我が家の場合、読書は子供達が自ら積極的に取り組もうとする貴重な日本語学習だと言えます。
絵本や漫画だとなおさらです(笑)
普段上の息子への日本語教育には時間をかけていますが、下の娘にはなかなか時間が取れません。
そんな中でもなんとかできそうなのが唯一読書なので、娘の勉強を見てやれなかった日は、せめて日本語の本を読むように心がけています。
下の娘は小学2年生でまだ一人では日本語の本は読めないので、私が必ず一緒に音読します。
上の息子はもう自分一人で読書できますが、それでも下の子と絵本を読んでいると喜んで一緒にソファーに座ってきたりするので、日本語に触れる時間を自ら増やしてくれています♬
読書だと日本語の勉強を親子共々楽しみながらできるので、大変おすすめです!
「バイリンガル子育て」のカテゴリーでこれから少しずつ【日本語本の紹介】を書いていきますので、ぜひ参考に読んでみて下さい♪
『ふまんがあります』ヨシタケシンスケ
【日本語本の紹介】記念すべき第一冊目は、ヨシタケシンスケさんが著者の『ふまんがあります』です!
この絵本は「おとなってズルい!」と怒る女の子が、ひたすら可愛くて面白い絵本です。
表紙には不満たっぷりの表情をした女の子が、可愛いタッチの絵でカラフルに描かれています。
『ふあんがあります』のタイトルとこの表紙絵だけで掴みはオッケーです(笑)
娘は早く読みたくてウズウズしていました。

この絵本を読むのにどれくらいの日本語レベルが必要ですか?

ひらがなとカタカナの両方が読めれば、ゆっくりと問題なく音読の練習ができます。必ず大人と交代で読むか、初めのうちは大人が大半を読んであげて下さいね。
本のあらすじ
大人に対してたくさんの不満を持った女の子が、次々とお父さんにその不満をぶつけます。
不満があるこやズルいと思うことを文句を言いながら、「それは一体なぜなのか!?」と理由を問いただしていきます。
これに対するお父さんの返しがとってもユニークで面白いです。
小2の娘だけでなく、小6の息子もその理由や言い訳を読んで、ケラケラと笑って喜んでいました。
特にぬいぐるみ屋さんのページとお父さんの我慢してたページは気に入っていましたね~(笑)
ずっと不満をぶつけられていたお父さんですが、最後にお父さんからも娘への不満がぶつけられます。
それに対する女の子の答えに最後はほっこりして終わる素敵な絵本でした。
日本語学習につながったこと
この絵本を読んで日本語学習できたことをリストアップすると以下のようになりました。
日本語本紹介『ふまんがあります』: まとめ
最初から最後まで子供達の「これ面白い!」がずっと続きます。
長すぎないので、読み終わってもまたすぐに読みたがる一冊です。
1ページ当たりの文字数的にも多すぎず、十分なカタカナも盛り込まれていて、あいまいだった日本語や知らない意味も学べて、日本語学習にとても役立ちました。
星5つでおすすめです♪
それでは、また!!
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