【ifの仮定法】時制の解説【仮定法現在】【仮定法過去】【仮定法過去完了】の違い

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if節の仮定法でややこしいのは、動詞の時制だと思います。


【仮定法現在】と【仮定法過去】はわりと使いやすいですが、【仮定法過去完了】になると、実際の日常会話でスラスラと言えるようになるまでに時間がかかってしまいます。


基本的に文法よりも会話を身につけたいという考えですが、自分の経験だと【仮定法過去完了】はなかなか自然に身につく感じでもないので、文法理解をしっかりしてから会話訓練を積むのが良いと思います。


今回はその仮定法で使われる動詞の時制について詳しく解説して、それぞれの仮定法の時制を理解した上で発話練習を重ね、実際に仮定法過去完了まで使いこなせるようになることを目指したいと思います。

【仮定法現在】「もし~なら、…するのに」


仮定することが実現する可能性が高い場合には【仮定法現在】を使います。


「もし~なら、…する」とか「もし~な場合は、…する」という仮定や条件、想像を表します。

I’ve lost my camera. (カメラを失くしたんだけど、)

Have you seen it anywhere? (どこかで見なかった?)

No, I haven’t. (見てないよ)

If I find it, I’ll tell you. (見つけたら言うね)


失くしたばかりのカメラを見つけることは大いにあり得る仮定なので、


If I find it,
(もし見つけたら、)のif節で【現在形】を使い、


I‘ll tell you.
(言うね)と、その場合どうするのかの意思を【未来形】で伝えます。


起こり得ることを動詞の【現在形】で仮定し(if節)、その場合の意思を【未来形】で述べます(主節)。


他にどのような場合が起こり得る仮定でしょうか?


例文を見てみましょう。

【仮定法現在】の例文
  • I‘ll go to the beach if it‘s fine tomorrow.
    (もし明日晴れたら、ビーチに行きます。)

  • If it‘s raining tomorrow, I won’t go.
    (もし明日雨なら、私は行きません。)

  • If you don’t hurry, you will be late.
    (急がないなら、遅れますよ。)


【仮定法現在】のif節(従属節)は、天気や自分の取り得る行動など、起こり得る可能性がある仮定になっていますね。

【仮定法過去】「もし~なら、…なのに」現在の時点での仮定&願望


if節(従属節)が、①起こる可能性が少ない想像の仮定や、②現在の事実に反する仮定をする場合は、【仮定法過去】が使われます。

①起こる可能性が少ない想像の仮定

① If I found a bag in the street, I‘d take it to the police station.
(道にバックが落ちてたら、警察に届けるよ。)


道にバックが落ちていることはそうあることではないので、


If I found a bag…
(もしもバックが落ちてたら)のif節で【過去形】を使い、


I‘d take
(届けるよ)と、その場合どうするのかの意思を【would+動詞の原形】で伝えます。


起こり得ないと思うことを動詞の【過去形】で仮定し(if節)、その場合の意思を【would+動詞の原形】で述べます(主節)。

注意

動詞の時制は【過去形】であっても、意味は【現在】であることに注意!!


その他の例文も見てみましょう。

① 起こる可能性が少ない想像の仮定、【仮定法過去】の例文
  • If you won the lottery tomorrow, what would you buy first?
    (宝くじが当たったら、最初に何を買う?)

  • What would you do if there were a fire in the building?
    (建物が火事になったら、どうする?)

  • If somebody walked in here with a gun, what would you do?
    (誰かが銃を持ってここに入ってきたら、どうする?)

②現在の事実に反する仮定

If I knew his number, I would call him.
(番号知ってたら、電話するのになぁ~)


現在の事実としては彼の番号を知らないので、


If I knew his number,
(番号を知ってたら、)のif節で【過去形】を使い、


I‘d call him.
(電話をかけるのになぁ~)と、その場合どうするのかの意思を【would+動詞の原形】で伝えます。


現在の事実に反することを動詞の【過去形】で仮定し(if節)、その場合の意思を【would+動詞の原形】で述べます(主節)。

注意

動詞の時制は【過去形】であっても、意味は【現在】であることに注意!!


その他の例文も見てみましょう。

② 現在の事実に反する仮定、【仮定法過去】の例文
  • I would study more if I had more time.
    (もっと時間があれば、もっと勉強するのにな。)→現在の事実:時間がない

  • If we didn’t work, we would run out of money.
    (もし働かないなら、お金を使い果たしてしまう。)→現在の事実:働いている

  • If you were in my position, what would you do?
    (私の立場だったら、どうする?) →現在の事実:私の立場ではない

【仮定法過去完了】「もし~していたら、…だっただろう」過去の時点での仮定&願望


if節(従属節)が過去の事実に反する仮定や願望を表す場合は、【仮定法過去完了】が使われます。

If I had known you were sick, I would have gone to help you.
(病気だったって知ってたら、助けに行ったのに…。)


過去のその時点の事実としては、その人が病気だったと知らなかったので、


If I had known you were sick,
(病気だったと知っていたら、)のif節で【過去完了形】を使い、


I would have gone to help you.
(助けに行ったのになぁ~)と、その場合どうするのかの意思を【would+have+動詞の過去分詞形】で伝えます。


過去の事実に反することを【過去完了形】で仮定し(if節)、その場合の意思を【would+have+動詞の過去分詞形】で述べます(主節)。


その他の例文も見てみましょう。

過去の事実に反する仮定、【仮定法過去完了】の例文
  • If I had seen you, of course I would have said hello.
    (もし見かけていたら、もちろんハローって声かけてたわよ。)
    →過去の事実:見かけていなかった

  • I would have gone out if I hadn’t been sick.
    (もし病気じゃなかったら、出かけていただろうな。)
    →過去の事実:病気だった

  • If I had had a camera with me, I would have taken some photos.
    (カメラを持っていたら、何枚か写真を撮っていただろうに。)
    →過去の事実:カメラを持っていなかった

【仮定法過去】と【仮定法過去完了】の比較


【仮定法過去】と【仮定法過去完了】の違いを比べてみましょう。

【仮定法過去】: 意味は【現在】のことである

I’m not hungry.
If I was hungry, I would eat something.
(お腹減ってないんだよ。
減ってたら、何か食べてるよ。)

【仮定法過去完了】: 意味は【過去】のことである

I wasn’t hungry.
If I had been hungry, I would have eaten something.

(お腹が減っていなかったの。
もし減っていたのなら、何か食べていたわね。)


どうでしょうか? 


同じ意味の例文を時制を変えて比べることで、今現在の事実に反する仮定【仮定法過去】と過去時点の事実に反する仮定【仮定法過去完了】の違いがハッキリしたと思います。

おわりに


仮定法に関しては、英文法の問題集を先にやるのもいい方法かもしれません。


文法の問題集でそれぞれの仮定法の違いを頭に入れて、解いた問題の例文でそのシチュエーションをイメージしながら、何度も発話練習を積み重ねてみて下さいね。


そして仮定法を自分の英会話の中で、自然に使えるようになりましょう!


それでは、また!!

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