私の豪州ライフの始まりは、今から20年前にさかのぼります。
20年前、小さな会社の経理事務をほぼ一人で任されていた私は、なかなか忙しい毎日を送っていました。
そして働き始めて2-3年経つ頃には、こんなに若くして家と会社との往復だけでいいのだろうか? と疑問を抱くようになっていました。
何かワクワクするようなことにチャレンジしてみたい! もっといろいろなことを体験したい!! という気持ちがずっと心の中にあったのだと思います。
ワーキングホリデー紹介本との出会い
そんなある日に、家に偶然ワーキングホリデーの本が置いてありました。兄が買ってきた本でした。
それまでワーキングホリデーの名前こそ知っていましたが、それが一体なんなのか何も知りませんでした。
なぜか急に気になってその本を読んでみることにしました。
!!!
素敵だ!! なんかワクワクする!!
あっという間に引き込まれ、「行くなら今しかない!」と直感しました。
20年前に私が読んだ本は手元にないですし、あったとしても今では情報が古すぎて全然役に立ちません。
なので、残念ながら同じ本を紹介はできませんが、ワーキングホリデーをキーワードに自分にピッタリの一冊を探してみることをお勧めします。
ワーホリが可能な全ての国をカバーしている本を一冊読んで、ぜひ行ってみたいと感じた国に的を絞って、をの国のワーホリ本を一冊読んでみるといいと思います。
オーストラリアdeワーキングホリデー 改訂版
小野田宗高(SOH)とワーホリ仲間たち (著)
今ではオーストラリアで2回もワーホリができて、期間も最長2年だそうです。私の時は期間は1年間でした。
年齢制限も24歳までだったと思いますが、今では30歳までワーホリ可能なんですね。30歳までなら、資金も十分に貯めてから余裕をもってワーホリに出かけられますね。
ワーホリ先に選んだのはオーストラリア
ワーキングホリデーと言うのは、カナダやオーストラリアなどの国と結んだ若者向けのビザ取得制度です。
ワーキングホリデービザが取れる国はオーストラリア以外にもいくつかありましたが、寒いのが大の苦手でビーチが大好きなので、私は迷わずオーストラリアを選びました。
ワーホリについてもっと詳しく知りたい方は、ワーキングホリデーの紹介本などを中心によく調べるのが第一歩です。
その次のステップとしては、ワーキングホリデーの説明会などのイベントに参加してみることです。
実際に行動を起こし、説明会に参加してみると一気に気持ちが高ぶってくると思います。
同じ志を持った仲間が集まる場所で、ワーホリ経験者からの話を聞いていると、自分も早く日本を出て、様々なことを体験してみたい! という気持ちがより強くなるからです。
必要なのは飛び出す勇気!
現地に友達や知り合いがいたわけでもなく、英語が得意だったわけでもなかったので、かなりの『勇気』が必要でした。
ワーホリのことはほとんど何も知らなかったので、出発までの約6か月間はたくさんの情報収集や英語の勉強などを最優先にして、必死で準備を整えました。
ワクワクが勝ってはいたものの、たった一人で挑む初めての海外生活は不安だらけでした。
それでもあの時に決断できたのは、2000年にシドニーオリンピックが開催される予定だったからです。
「サッカー日本代表のオリンピック試合を生で見たい!」その気持ちが背中を押してくれました。
何か大きなきっかけがあると、「勇気」を振り絞ることができるので、人生の中でそのタイミングというのはとても重要になってくると思います。
この時の1年間がその後の私の人生を大きく変えることになりました。
ワーキングホリデーの終わりに人生のパートナーとなる夫と出会い、私は異国の地オーストラリアで暮らしていくことになるのです。
【ワーキングホリデーの準備】へつづく。
コメント