準備【ワーキングホリデー】

勉強オーストラリアの生活


1年間の海外生活のための準備となると(今は最長2年まで滞在できるそうです)、両替、トラベラーズチェック、海外旅行保険などキリがなく出てくると思います。


その辺りの膨大な情報は、ワーキングホリデーの説明会などで、きちんと最新の情報を確保するのが一番です。


こちらの記事では、20年経った今でも思い出せる、当時の私にとってとても重要だった準備について書いていきたいと思います。


今でも思い出せる準備は、ざっとこんな感じです↓。

  • お金の準備(まず資金がなければ動けない)
  • 英語学習(NHKのラジオ英語一本!)
  • ワーキングホリデー説明会への参加
  • 人生初のメールアドレスの作成!(1999年頃は、インターネットのダイヤル回線がやっと一般家庭に普及し始めた頃でした)
  • 現地到着時サポートの手配(3万円ほど)
  • 日本ユースホステル協会への入会

お金の準備


お金に関しては、何かチャンス(チャレンジしたいこと・やりたいこと)が訪れた時にすぐ行動に移せるようにと、働き始めてからずっと貯金をしていました。


実家暮らしだったのもあり、短大卒業後の2~3年の会社員勤務で150万円くらい貯まっていました。


1年間のワーホリにどれほどの資金が必要かは、人それぞれに違います。


私個人の感覚では、現地でアルバイトをする前提であれば、大体150万円くらいでなんとか足りるのではないかと思います。


ただ、最近のワーホリ紹介本を読むと200万円とか書いてあるので、物価の上がった今はそれくらいは必要なのかもしれません。


バックパッカー(B&Bなどの安宿)で働きながらオーストラリア中を旅をするスタイルの人は「40~50万しか持ってこなかった」という強者も結構いました。


まるまる1年もったかどうかはわかりませんが、20年前とはいえ、この金額はかなりのチャレンジャーだったと思います。

英会話力はほぼゼロのスタート


資金の準備は普通にできていた私ですが、最初から最後まで心配だったのが英語です。


大学受験を国語と英語のほぼ2教科だけで乗り切るために、英語をさらっと勉強はしていましたが、短大の英文科に受かって入学した後はほとんど勉強をしていませんでした。


それでもあの時、短大の英文科に入学する必要があったのは、卒業時に同級生がカナダへワーキングホリデーに行くという話を聞くためだったと思います。


ワーキングホリデーの名前すら知らなかった私は、短大卒業後にそんな選択肢があるのだ、ということをこの時に知ることができました。


でもその時は「バイトの貯金を全部使って海外に行くの? 帰ってきてから就職先探すのか。大変そうだなぁ…。」なんて、自分とは無関係の話だと思っていました。


卒業後にカナダに行くと決めた彼女はきちんとした英文科女子短大生でした。


私立女子高出身の彼女は授業でも英会話が得意で、外国人の先生とは毎日普通に英語で会話をしていました。


一方私は小中高ずっと公立の学校で、英会話とはほぼ無縁に育ちました。


外国人の先生とリアルに英語で話すなんて、当時の私にはその英語力も度胸もなくて全然できませんでした。


そんなワーホリからほど遠い私でしたが、短大卒業時にワーホリの存在を知ったことで、後にその紹介本を読むことにつながったのです


ワーホリの存在を何も知らないままだったら、その紹介本に興味を持つことはなかったと思います。


やっぱり学校にはちゃんと行っておくものですね!(笑)

NHKラジオ基礎英語で短期集中猛勉強!


英語が不安で仕方がないのであれば、それを少しでも解消する行動を取らなくてはいけません。


出発までにまだ半年くらい期間があったので、自分の低すぎる英語力をなんとか少しでも磨こう!! といろいろ教材を探しました。


そして、短期集中して日常英会話を勉強するのに最適な教材を見つけました。


それはかの有名な「NHKラジオ基礎英語」でした!!


NHKラジオ基礎英語(1)


NHKラジオ基礎英語(2)


NHKラジオ基礎英語(3)


この短期集中学習がなければ、現地でしばらくの間、途方に暮れていたと思います。


「NHKラジオ基礎英語」の勉強があったおかげで、現地で語学学校に通い出すまでの間、ホテルやレストランでなんとか最低限の意思疎通ができました。


効率よく勉強するために前年度のものなどまとめ買いして、基礎英語(1)~(3)までできる限り終わらせました。


高校英語程度の力がある人は、基礎英語(3)から取り組んで、シャドーイングの練習をすると現地に行った時に英語が口から出やすくなると思います。


ある程度の英語の知識があるのに、英会話となるとほとんど話せなくなってしまうのは、ただ単に英語を話し慣れていないからだと思います。


最初は本当に簡単なセンテンスでいいので、シャドーイングを繰り返して、最終的にそらで言えるようになると口が英語に慣れてきます。


私も今でも日本へ長期帰国4~5ヵ月帰って、周りはもちろん、子供達ともずっと日本語で話していると、オーストラリアに帰ってきたときに話しづらくなっている自分に気付きます。


1週間くらいでまたすぐに口が英語に慣れていきますが、毎回ちょっと焦ります。

NHKラジオ基礎英語で聞き流し


NHKラジオ基礎英語(1)~(3)は、日常英会話の基礎の基礎です。だいたい中学英語の1年生~3年生のレベルに該当すると思っています。


中学英語をしっかり話せるようになれば、意思疎通は十分可能です。


日本語なまりが強い英語で話しても、 (数回同じことを繰り返して言えば) ネイティブの人がなんとか理解してくれます。


ただ、問題になってくるのは、つたない英語で何かを聞いて、予想以上に長い返答をされた時です(笑)


ネイティブの人が話す英語は驚くほどに早口で、事前準備の勉強をして行ったにもかかわらず、長い返答をされると、ほとんど聞き取れない状態でした。(涙)


そんな中、英語力を伸ばすきっかけになったのはリスニング力(聞き取りの力)」の強化でした。


「リスニング力」を強化することは、英語の成長にとても重要だと思います。


まずは生の英語のスピードや音に少しでも耳を慣らすことが大切なのです。


英語の勉強時間に集中してリスニングをやるのも一つの手ですが、勉強だー! と思うと疲れてしまって、長い時間はなかなかできないかもしれません。


そこで、私は無意識の状態でリスニングをすることを思いつきました。要するに聞き流しです。


そして私が実行した聞き流しは、昼間の何かをしながらの時間ではなく、夜ベッド入ってから聞き流しでした。


すでに学習した基礎英語(1)~(3)の音声を流しっぱなしにして眠りにつくのです。


最初の方は英語を理解しようと努めますが、そのうち眠くなってきて、本当にただ聞き流すだけになってそのまま眠りに落ちます。


この方法の何かが功を奏して、私のリスニング力はかなり上達しました。


眠りにつくかつかないかのところで勉強と意識せずに(ここが大切!)無意識で、英語のシャワーを浴びたのが良かったのかもしれません。


約1カ月間、なるべく忘れずに毎晩繰り返したところ、ワーキングホリデー中に通った語学学校のテストですぐに結果が現れました。


入学の時点での語学学校のクラスは、下から2番目のビギナークラスでしたが、1か月後のテストで3クラスくらい一気に上のクラスに上がることができました。


テープの聞き流しが全てを解決するのではなく、それまでに積み上げてきた英語の知識が、聞き取りの力が付くことで使える英語として生きてくるということです。


私の場合、聞き取れないことで無駄になっていた英語の知識が、リスニングを強化したことで息を吹き返し、生の英語を少しずつ理解できるように成長したのだと思います。


先にお話ししたシャドーイングにも同じ効果があります。ただ、シャドーイングの方が難易度は高くハードな訓練です。


つまり、聞き流しでネイティブの英語に耳を慣れさせ、シャドーイングの繰り返しで自分の口を英語に慣れさせるということです。


とにもかくにも「慣れ」が重要だと言うことです。

ワーキングホリデー説明会への参加


20年前の私は 、ワーキングホリデーや海外での暮らしついて何もわからない状態でした。

そんな私が たまたまワーホリ紹介本を読み渡豪するに至るには、たくさんの情報が必要でした。


当時はインターネットがやっと一般家庭でも使えるようになってきた頃でした。


ダイヤルアップ回線のインターネットでなんとか調べた情報から、ワーキングホリデーの説明会へとたどり着くことができました。


説明会では大勢のワーホリ志願者が集まってきており、中には私のように一度もオーストラリアに行ったことのない人もいて、少し安心したのを覚えています。


何も知らないところからたくさんの情報を得ることができ、英語以外の不安はだいぶ解消されました。


ワーホリを実行する前に、日本で一度説明会に参加することをお勧めします。

自分専用メールアカウントの作成!


そして、この説明会で私にとって人生初の出来事が起こりました。


初めて自分のメールアカウントを作ったのです


説明会で出会ったとても親切な方が、「海外で1年も生活するのだから、自分専用のメールアドレスくらいは持っていないと絶対に困るよ」と教えてくれました。


今では考えられないことかもしれませんが、当時は私以外にもメールアドレスをまだ持っていない人が何人もいました。


その方は一人に一つずつ、ホットメールアカウントを作ってくれました。

現地サポートの手配


説明会では現地サポートの情報も得ることができました。


現地サポートはどこの会社も何十万もすると思っていたので、最初は現地サポートなしで考えていました。


ですが、説明会に参加して、気が変わりました。


現地の生活について何も知らず、誰も知り合いがいない状態の中、到着後にすぐに済ませておくべき手続きを全部自分一人でやることを考えたら不安になったからです。


支払う金額によって、 現地サポートには 最小限のものから至れり尽くせりの最大限のものまで、さまざまなものがあることを知りました。


どの会社のどのサポートが自分に合っているか、説明会以外でも自分でいろいろと調べることが大切です。


検討したうえで、どうしても必要なサポートだけ (到着時のサポート) をカバーしているプランに決めました。このサポートの金額は3万円位だったと思います。


他の現地サポートプランと比べたら、3万円はすごくリーズナブルな金額でした。


到着時に必要だと思ったサポートは、

  1. 現地銀行口座の開設
    
  2. TFN(タックス・ファイル・ナンバー)の取得


現地でアルバイトをすることは必須だったので、銀行口座とTFNは絶対に必要でした。


サポート会社の人が一緒についてきてくれて、必要書類の記入も手取り足取り教えてもらえたので、半日くらいですぐに終わり大変助かりました。


その他、3万円のプランには現地生活についてのオリエンテーションなども含まれていました。


オリエンテーションは一通り、シドニーでの生活情報を安全面含め聞くことができました。

日本ユースホステル協会への入会


日本ユースホステル協会への入会を決めた理由は、宿代を少しでも節約したかったことと、英語が全く話せない親がどうしてもとなれば、日本に連絡できる場所があるという安心感が主な理由でした。


実際に現地YHAホテルの受付の人から、「日本の実家にすぐに連絡をするように」というメモを渡されたことが一度ありました。


到着後してすぐに空港からは電話をかけたと思うのですが、その後しばらく連絡できなかったので、心配した母が日本ユースホステル協会へ電話をかけて、シドニーのホテルの人へ伝言を頼んでもらったのだと思います。


現地到着直後、緊張とストレスからか免疫力が弱り、ひどい風邪をひいて、YHAのベッドで数日間寝込んでしまったために、2~3日親に連絡できていなかったのです。


日本ユースホステル協会に入会しておいて本当に良かったと思いました。


ちなみに、私が予約したのは Sydney Central YHAです。


セントラル駅が目の前と言うこともあって、今でもシドニーでは一番人気のYHAのようです。


確かにどこに行くにもとても便利でした。


ワーホリ到着日からの悲劇の3日間】へつづく。

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