【ワーホリ到着日からの悲劇の3日間】はこちら。
ユースホステルの連泊制限!
Sydney Central YHAには、連泊で7泊ほど予約を入れていました。
到着直後の数日を体調不良で無駄にし、回復後に少しずつホテル内を散策して、このユースホステルにはどうやら連泊、延泊に制限があるらしいということを知りました。

たしか10泊までだったか、14泊までだったか、と思います。
Sydney Central YHA は人気が高いがゆえに、たくさんの人が宿泊の機会を得られるように、一人の人が続けて宿泊することを制限しているのだそうです。
体調も回復したばかりだし、交通の便もいいこのホテルで少しゆっくりしながら、次のことを考えようと思っていた私は、あと少しで出なくてはいけない事に焦りました。
シェアハウス探し
ホームステイは週ごとの料金に食費代等も含まれていて、私には高すぎてとても払えません。
そうなると、一つの居住空間に数人で暮らすシェアハウスしか選択肢がないということになります。
早速、ビーチも近く日本語留学斡旋業者がいくつかあるボンダイジャンクションに出向いて、情報収集を始めました。
留学斡旋業者の掲示板にはシェアハウスの情報だけでなく、アルバイトの募集などもあり、日本語でたくさんの情報収集ができます。
日本語で会話が通じる、やり取りができる、その時はそれだけですごく嬉しいことでした。
英語を勉強しに来たというのに、矛盾していますね…。
掲示板に出ている情報はたくさんあったのですが、よくよく見てみると自分の予算より高いものが大半です。
とくにボンダイビーチから徒歩数分の物件は、シェアハウスであってもなかなかの金額です。
あーでもない、こーでもない、と悩んだとは思いますが、ユースホステルを出る日が迫っていたので、まずは家賃が安い所に連絡を入れ、その日のうちに見学に行くことになりました。
シェア物件見学
それは古びたレンガ造りのアパートメント(ユニット)でした。
中から出てきたA子ちゃん(家主)は小麦色の肌に目鼻立ちがはっきりとした、美人で派手な感じの日本人女子でした。
なんだかとても気だるそうな彼女でしたが、まぁまぁなフレンドリーさで家賃や家の中の説明をしてくれました。
小麦色の肌をしていてビーチの街に住んでいるのに、彼女が健康そうには見えなかったその理由が、入居後しばらくして明らかになります。…この話はまた後程。
シェアハウスの家賃はリーズナブルでしたが、ユニットには洗濯機がありませんでした。
アパートメントで共用するコインランドリーが中庭にあるのですが、これを使うしかありません。
この共用コインランドリーで洗って、中庭の共用物干しラインに干すのです。
でも、良い服や良い生地のものは干せません。すぐに盗まれてしまいます。
高価な服など1つも持ってなかったですが、それでもちょくちょく洋服が無くなりました。皆のために掃除して洗ったソファーカバーは全て取られてしまいました。
何よりも最悪だったのは共用の洗濯機で靴を洗う人がいたことです。
日本人ならほとんどの人が完全に拒絶反応を起こすと思いますが、これ割とオーストラリアあるあるです。

オーストラリアのコインランドリーには注意が必要ですよ~。
でもどうしようもないので、洗いを1回かけるとかして対応していたと思います。とにかく自分の前の人が靴を洗っていないことを祈るばかりでした。
たくさんのシェアメイト!
無事にボンダイのアパートメントに着き、下見をした部屋に入りました。
そこは2ベットルームのユニットで、私の寝る部屋は大きい方のベットルームでしたが、そこには3台のベットが入れられています!
下見していたので知ってはいましたが、やはり一部屋に3台のベットはかなり狭いです。
しかもルームメイトは、女子一人と男子一人でした。
家族以外と暮らしたことがなく、ルームシェアするのも初めてなのに、ルームメイトの一人が男の子です。
ギャルオーナーのA子ちゃんは、その男の子はとても良い好青年だから安心して欲しいと言っていたので、思い切って入居を決めました。
彼女の言っていたのは本当で、ルームメイトとなったT君(日本人)は、とてもいい人で一緒の部屋でも全然大丈夫でした。
さらにもう一人の男の子がリビングルーム、つまり2ベットルームの外のリビングにマットレスだけ敷いて暮らしていました。
こちらは自分のいる部屋の外なので、全然気になりませんでした。
A子ちゃんはもう一つのベットルームをオーナー(賃貸契約者)なので一人で?(ほとんど彼氏が一緒に暮らしてたけど)使っていました。
めんどくさいのでA子ちゃんをオーナー(家主)と呼んでいますが、もちろんこのユニットは彼女の持ち物ではありません。
このユニットはオーナー(A子ちゃん:賃貸契約者)が現地の不動産会社と賃貸契約を結んで借りているものです。
自分の借りているユニットを他の日本人にシェアハウスとして貸し出すことで、その家賃を受け取り、自分が現地の不動産屋に支払う家賃を賄っているのです。
つまりA子ちゃんはほぼほぼ家賃フリーでボンダイジャンクションに暮らし、夜お仕事に出かけていく人でした。
そんなわけで、ボンダイジャンクションの2ベットルームのユニットで、合計5名の日本人男女がシェアして暮らすという、私にとっては初めての体験が始まったのでした。
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